双極性障害 新薬

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双極性障害の新薬について

双極性障害の薬は、うつ病など他の精神病の薬に比べあまり多くありません。理由としては、2つあります。
1つは、双極性障害という病気自体、2つの極があり、間逆の症状が現れる病気であり、この対極の症状を、できる限り気分が上がり過ぎないように、かつ下がり過ぎないようコントロールする必要があります。このコントロールが非常に難しく、特に躁状態に対して有効な薬は、気分を下げ過ぎてしまうことがあり、場合によってはうつ状態を悪化させてしまう可能性があるので、注意が必要です。

 

 

理由の2つめは、双極性障害は単極性のうつ病に対し、マイナーであるということです。
単極性のうつ病は、気分を上げる薬のみで対応でき、多くの薬が利用できるのですが、うつ病の薬も、新薬が多く出回るようになったのは、実はここ十数年のことです。過労など近年の生活環境の変化からくる、うつ病患者の増加に伴ってです。社会ニーズとしてのうつ病対策に、製薬会社も多額の研究開発費を投入し、多くの有効な新薬を開発されました。製薬会社も営利企業であり、ニーズを読み新薬開発に取り組んでいるため、マイナーな病気や、取扱いが難しい病気、利益の少ない病気に対しては、どうしても後回しにされがちであるという事情があるのは止むを得ません。

 

その他、日本固有の事情として「ドラッグラグ」というものがあります。日本の新薬認可は他の国に比べ時間が掛かります。日本は、新薬に対し慎重に慎重を期すため、なかなか認可がおりないといった事情もあります。


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