双極性障害2型

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双極性障害2型とは

双極性障害2型とは、1型と比べると躁状態とうつ状態の違いが大きく現れることはありません。「軽い」躁状態と通常のうつ状態が現れるものを言います。「軽い」躁状態は、本当に「軽い」躁状態で、患者本人は、「いつもより調子が良いな」程度の認識しか持たず、また周囲の人間にもほとんど分かりませんので、日常の生活にほとんど影響がありません。発覚するケースで多いのが、患者本人が「躁状態」の後にくる「うつ状態」の際です。

 

軽躁エピソード
1.自尊心が大きくなる。
2.睡眠に対する欲求が低下し睡眠時間の減少。
3.通常より多弁となり、喋り続けようとする。
4.多くの考えが競い合っている感覚を持つ。
5.注意が散漫となる。
6.目標志向性が高まり、活動が増加する。
7.悪い結果につながる可能性のある快楽的活動に制御が利かなくなる。

 

※ これらのエピソードは、患者本人の通常の状態(軽躁状態でない時)では見られない特徴が現れていること。
※ 気分の変化や変貌が如実に現れていること。
※ 軽躁状態は、社会的に多大な障害をもたらすほどではなく、入院するほどまでの深刻な状態ではないこと。
※ 物質に対する生理的な反応ではないこと(その他の治療による投薬、薬物乱用によるものではないこと)。
※ その他、明らかに引き起こされた要因による(例えば電気けいれん療法や当ウ薬によるもの等)、これらのエピソードと同様の症状は、双極性障害2型と診断しない。

 

双極性障害2型の診断基準
以上の軽躁エピソード、つまり通常の気分とは明らかに異なる、開放的で高揚した気分が持続的に、4日以上数週間、もしくは数ヶ月、数年、はっきりと続くこと。

 

続いて、うつ状態がはっきりと現れること。

 

 

双極性障害2型の原因
双極性障害1型と同様ですが、双極性障害2型もその原因はまだ今のところはっきりと解明されていません。ただ脳内を巡る情報伝達の乱れによるものであると考えられています。双極性障害を発症する背景に、生活環境の変化やストレス、生活リズムの乱れがあるのではないかと言われていますが、きっかけとしてはっきりしていません。

 

双極性障害2型になる人の割合
双極性障害1型になる人の割合が約1%に対し、2型になる人は約5%となる調査報告があり、双極性障害は珍しい病気ではなく身近な病気であるといえます。年齢問わず発症しますが、特に若い年代で発症することが多いです。ただ双極性障害2型は見逃されやすい病気であることから、適切な診断を受け病気が認識されるまでに相当な時間が掛かることも珍しくありません。適切な治療が開始されるまで発症してから10年以上かかるケースが患者全体の3分の1に達するという調査報告も一部にあります。。


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