高齢者 双極性障害

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高齢者に見るうつ病、そして双極性障害

高齢になれば、誰でもうつっぽくなると言われますが、これは高齢になるにつれ、物忘れがひどくなったり、視力が悪くなったり、体力が低下し身体がついてこなくなったりといったことからくる焦燥感や不安によるもの。また配偶者や知人との死別、1人暮らしの孤独感。定年退職後の社会的役割の喪失。これら様々な理由により、うつ症状を患う高齢者は少なくありません。

 

うつ病、双極性障害とも、若年者から高齢者までと幅広い年齢で患う可能性のある病気で、うつ病と双極性障害のうつ状態は症状に違いはなく、区別が難しいところです。高齢者の訴えるうつ症状のうち、双極性障害である可能性が高いと言われています。

 

双極性障害の治療については、気分安定薬としてリチウムが用いられることが多いです。リチウムは、躁状態の改善・予防と同時にうつ状態の改善・予防効果、自殺率を低下させる効果があり、19世紀に発見されてから現在においても非常に有効な薬として用いられております。
しかし、リチウムは安全域のかなり狭い薬で、ほんの少し量が多く服用するだけ中毒になってしまうことがある、扱いの難しい薬でもあります。高齢者の場合、加齢や他の病気を患ってしまうことにより、体内にリチウムを蓄積してしまうことがあります。服薬の場合には、若年者よりも注意を要します。決められた量をしっかりと守りましょう。

 

高齢者の場合うつ病及び双極性障害、認知症など何らかの精神疾患が現れたとしても、周囲はじめ本人でさえも年齢を理由に「しょうがない」と、放置しがちです。その間に症状が悪化することもありますので、不安や異変を感じたら医師に相談するのがよいでしょう。


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