双極性障害1型

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双極性障害1型とは

双極性障害の中でも、典型的な症状を見せるのが双極性障害1型です。一般的に双極性障害1型に見られる特徴としては、以下のような躁病エピソードが一週間以上続き、「異常なハイテンション」状態で不適応行動を起こし他者とのトラブルが目立つようになります。

 

双極性障害1型の躁病エピソード時は、患者自身で抑制しようとしても抑制できないレベルに気分が高揚しています。気分が高揚し自身が何でもできそうな誇大感を抱き開放感・爽快感などを感じるのと同時に、精神活動の勢いがつき過ぎにより精神が耐えられなくなることから焦燥感にも駆られてしまいます。
躁病エピソード
1 自分は何でもできると誇大感を抱く
2 少しの睡眠で満足し、睡眠欲求が著しく減少する
3 多弁になり、常に話し続けようとする
4 多くのアイデアを思いつき、話の途中で話の内容が飛んだりすることもある
5 色々なものに注意がいき注意散漫となる
6 仕事など活動に意欲的になり、活動が増加する
7 悪い結果が予見されていても、それを止めることができず快楽的活動に熱中する

 

双極性障害1型は、患者本人の自覚としては、気分が高揚し意欲的であり調子も良い反面、思い通りに物事が進まなくなると、周囲の人間に対し反射的に激怒し突然怒鳴りつけつけるなどの衝動性も併せもっています。

 

双極性障害1型は、多くのアイデアを思いつき、活動も意欲的なのですが、同時に注意散漫となっていますので、結果として様々な仕事や課題に取り掛かりながらも、結局は最後まで終わらせることができずに、生産性を低下しがちとなります。

 

また双極性障害1型は、ほとんど眠らずに異常に活動性を増し、自覚なしに健康を崩しがちとなることが多いです。また双極性障害1型は、自尊心が強くなり「自分は特別優れた人間で何でもできる」と思い込み誇大妄想や幻覚にとらわれることも多いです。

 

双極性障害1型を治療せずにいると、その間に周囲の人との諍い(いさかい)が増え、次第に周囲の人から完全なトラブルメーカーとして見られ、社会的に孤立していく可能性が高く、円滑に仕事が進められなくなるなど社会的生命の危機に陥ります。具体的には、傷害事件や多重債務・破産、離婚、失業など、患者本人の人生の基盤といえるものを揺るがしかねない大きな問題に発展しかねません。

 

とりわけ双極性障害1型で問題となりやすいのが、周囲の人間の指摘や医師の診断を受けても患者自身が病気であることを受け入れにくいことです。

 

双極性障害1型は、患者本人が病気の自覚を持ち、適切な治療をいきさえすれば、状態を安定させ、それまでの生活を維持することも難しくありません。


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