愛着障害 種類

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愛着障害の種類

◆「抑制型」と「脱抑制型」
愛着障害は、大きく分けて「抑制型」と「脱抑制型」の2つがあります。
「抑制型」は、文字通り自分を強く抑え込んでおり、周囲に対して非常に警戒心が強いです。警戒心が強く、優しく接してくれることに対して、怒り出したり泣き出してしまったりと、素直に嬉しいといった態度を示すことができません。本心では、甘えたいと思っていても、それをどう現していいのか分からず、警戒して素直な態度がとれないでいます。

 

「脱抑制型」は、愛着障害の他者との適切な接し方を知らない部分が、他者と関わる上で、全く警戒せず無分別に近づいてしまうという形で現れてしまいます。見知らぬ人に対しても警戒することなく近づいてしまうため、トラブルになることも少なくありません。「抑制型」とは全く間逆のように見えますが、根本は同じです。

 

 

◆大人になってからの愛着障害
大人になってからも愛着障害を抱えている場合、「不安定型愛着障害」や「回避型愛着障害」と呼ばれます。
不安定型愛着障害は、自分に自信を見出せず、自己評価がとても低く、過度にマイナス思考に陥っています。このため他人に心を開けず、人を信用し甘えたりといったことを極端に苦手としています。人と仲良くしたいと本心で願っていても、反面人に嫌われたらどうしようと恐れており、その気持ちの交錯の中で、孤独感に苛まれています。
「不安定型愛着障害」には、下記のような種類があります。

 

「不安型(とらわれ型)」
乳幼児期に経験した、本人にとって酷い思い出を引きずり不安に陥りやすく、人に過剰に依存してしまいます。

 

「愛着軽視型」
本人に自覚はありませんが乳幼児期の何らかの経験が心の奥底で傷となっており、自己表現が苦手で、孤独を好みます。

 

「恐れ・回避型」
人との関わりを欲していながら、実際に関わりを持つこと自体に恐れを抱いてしまいます。

 

 

「回避型愛着障害」は、恋愛や結婚の場面でもっとも大きな支障をきたす症状が現れます。恋愛や結婚相手と親しく接したいと思っていながら、実際に親しくなるとそれが煩わしくなってしまったり、相手から頼られることを心地よく思えず怒り出してしまったりしてしまいます。恋愛や結婚が長続きせず、関係が破綻してしまいます。

 

 

ここで紹介したように、愛着障害にはさまざま種類があります。症状の現れ方によって種類はたくさんありますが、いずれも原因としては、乳幼児期に適切な愛着関係を形成できなかったために、他者との適度な距離を取れず起こる障害です。乳幼児期の愛着形成については、表面的に問題ないように見えたとしても、本人とって十分でない場合、十分な愛着形成に至らないこともあります。
そしてどの種類の愛着障害も、時間を掛け改めて愛着を形成することによって、治すことができます。


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