愛着障害 発達障害 違い

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愛着障害と発達障害の違いとは

◆愛着障害の特徴
生まれてから3歳前後までの乳幼児期に、虐待や放置(ネグレクト)などにより養育者(母親など)から適切な愛情を得られず、愛着に問題をきたしてしまい、人との適切な距離をとれず、うまく人間関係が築けなくなる障害です。後天的な精神障害です。

 

愛着障害の主な3つのパターン
・抑制型
 愛情を欲し、人からの優しくされることを求めているのですが、実際に人から優しくされると、どうしてよいのか分からず、怒ったり泣いたりするなど、素直な反応ができず、矛盾した態度をとってしまいます。

 

・脱抑制型
 親や家族など自分に親身に関わってくれる人よりも、関係のない人の方が好きと言ったり、見境なく人に話しかけたりします。人との適切な距離のとり方が分からないため、このような行動をとってしまいます。

 

・回避型
 乳幼児期のトラウマ経験により、友人関係は築けるのですが、恋愛や結婚といった場面では、相手から頼られたり依存されることを嫌い、相手に対して急に怒り出してしまったりしますので、恋愛や結婚を長く続けることができません。

 

 

◆発達障害の特徴
発達障害の原因はまだはっきりと解明されていませんが、先天的な脳の機能障害であると考えられています。発達における成長の凹凸が極端で、興味や能力の得意・不得意に著しい差が現れます。満遍なく成長する訳はないため、他の人と足並みを揃えることができず社会的適応力を欠く障害です。

 

発達障害にはいくつかの種類があります。
・自閉症
 対人関係における相互反応の障害。社会的機能の障害。言語および非言語のコミュニケーション障害。想像力およびそれに基づく行動に関する障害。

 

・知的障害と常同運動に関連した稼動制障害
 脳機能の領域同士が連動しないため、不器用で細かな作業を苦手としています。読み書きや計算が困難を伴います。

 

・アスペルがー症候群
 知的障害を伴わず、言葉の遅れも見られないため、一見して障害があるようには見えませんが、他者の気持ちを推測することができないなどコミュニケーションにおいて困難がみられます。

 

・広汎性発達障害
 社会性の獲得、コミュニケーション能力の獲得など、人間の基本的な機能の発達において遅滞が見られる障害。「発達障害の一領域」。

 

 

愛着障害と発達障害の大きな違いは、これまで見てきたように、先天的なものか後天的なものか、愛情を得られる関係があったかなかったか、です。愛着障害は、後天的なもののため、他の障害に比べ比較的、環境を整えることによって改善することができます。


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