愛着障害 チック

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愛着障害とチック

◆愛着障害
愛着障害は、乳幼児期に両親から十分な愛着を受けられなかったことがストレスとなり、発症してしまう障害です。他者とのコミュニケーションのとり方が分からず、人に過剰に馴れ馴れしく接したり、もしくは人との接することを避けてしまいます。

 

 

◆チックとは
一方、チックとは、ついやってしまいがちな、ほぼ無意識的な行為で、頻繁なまばたきや、首振り、無意味な手足の大袈裟な動き、瞬間的反射的な発声などを行ってしまいます。これらは運動チックや音声チックと呼ばれます。
チックは、ほとんど多くの子供に一時的に現れ、成長するにつれ消滅していくので、それほど心配はありません。しかし、まれにチックが、何らかのストレスにより長期化し悪化する場合があります。症状がひどい場合は、薬によって症状の緩和が図られます。

 

 

◆チックの原因
チックの原因はまだはっきりと分かっていません。しかしドーパミン神経系の異常や、もしくは遺伝的要因も関与しているのではないかと言われています。以前は総合失調症や自閉症と同様に、「親子の躾」や「家族のコミュニケーション」など養育方法に問題があるのではないかとされていましたが、現在では否定されています。ただ、先天性の神経系の異常や遺伝的要因があるところに、何らかのストレスが加わることが発症するため環境要因がない訳ではありません。
例えば、左利きを強引に矯正することで、身体的にも精神的にストレスとなって、チックを発症してしまうことがあります。

 

 

◆チックの治療
愛着障害の治療が、乳幼児期に得られなかった愛着を、再度得られるようにすることで改善するのに対し、チックは何らかのストレスが原因となっているため、基本的には本人のストレスを見極め、ストレスの軽減を図ることで治療していきます。薬による治療がなされるのは、通常生活が困難を極めるような酷い場合に行われます。

 

 

◆チックの対処
チックは、本人の意思とは無関係に無意識に、声を上げてしまったり身体が動いてしまいます。本人が気になって気を付けていたとしても止められません。周囲が「止めなさい」ということで、余計にストレスが増し症状が悪化してしまいます。また一見病気であることが分かりにくいので、わざとやっているのではないかと疑われることがあり、それもストレスとなっています。
チックは、周囲の理解と協力が必要です。無理に止めよう、止めさせようとするのではなく、なるべくストレスのないように生活を送ることで、自然に改善するのを待つようにしましょう。


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